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竹下義朗氏講演会について-2

抑々(そもそも)中国は日本の隣国であり、「善隣友好」という点においては最重要視せねばならない国ではあるが、如何(いかん)せん、過去の歴史を繙(ひもと)けば、国として信頼に価(あたい)しないことが容易に判る。

日本が国家目標を見失い些(いささ)か彷徨(ほうこう)の態(てい)を示しているのに対し、中国は当分の間、成長
のための成長を続けざるを得ない宿命にある。

こうした中、領土問題を曖昧にして毅然とした対応を行わない日本の外交方針には失望するのみである。

政治家が当座凌(しの)ぎの媚中(びちゅう)外交を行っても、究極のところでは日本国民は納得しないことだろう。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2009-12-13 19:39 | Comments(0)  

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