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『中国共産党「天皇工作」秘録』について

新聞の書評に取り上げられていた文春新書『中国共産党「天皇工作」秘録』(城山英巳著)を一気に読んだ。

これ迄知らなかった逸話が紹介されており、断片的な知識を整理し、戦後の日中交渉史の一側面を駆足(かけあし)で復習したかの如き達成感がある。

「天皇工作」自体の感想は差し控えておくが、本文243ページのうち、実に40頁が小泉政権時代の靖国問題に当てられており、如何(いか)に中国側が参拝に神経を尖らせていたかをあらためて知った。

中国人との話の材料には恰好(かっこう)のテーマであり、日本側の一つの見方として紹介しておくこととしよう。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2009-09-13 20:08 | Comments(0)  

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