人気ブログランキング | 話題のタグを見る

空自百里基地視察に付いて

去る25日、NPO法人日本ネイビークラブ(大橋武郎 理事長=元空将補)とNPO法人世界戦略総合研究所(阿部正寿 会長)の合同による茨城県小美玉市の航空自衛隊百里基地への視察に参加した。

同基地は首都圏防空を担当し、日本全土で年間200回超を記録する対領空侵犯措置 ── 所謂「スクランブル発進」の一翼を担う「前線の基地」でもある。

同基地には、要撃戦闘機 F-15J/F-15DJ 及び F-4EJ、偵察機 RF-4E/RF-4EJ、補助用航空機(中等練習機) T-4、救難捜索機 U-125A、救難救助ヘリ UH-60J が配備されており、基地の広報担当隊員より様々な説明を受けた。もっとも、これらの機に付いては、基地施設内も含め国防上の観点から撮影は一切認められていないので、現地の写真で紹介出来るものは記念撮影用に敷地内に置かれていた退役機のみである。

空自百里基地視察に付いて_c0058035_21235827.jpg


隊員は皆20代と若く、広報担当の説明や言葉からは国防に対する決意や信念が沸々と感じられた。

国会にしろ巷間にしろ、左翼陣営からは自衛隊に対する違憲論議等、少なからず風当たりがあるが、こうして我々国民が日々平和な暮らしを営んでいられるのも、彼ら「平成の防人(さきもり)」あっての事だと言う事を、改めて認識する事が出来た。

今後共、隊員諸氏に於かれては、健康に充分留意の上、職務に精励してもらいたいと思うと同時に、「違憲の軍隊」と揶揄される自衛隊が、一日も早く日本の正規軍としての地位を確立し、文字通り、体を張って国防を担っている軍人(自衛隊員)が、その働きに見合うだけの地位を獲得、国民から尊敬される日が訪れる事を切に願いたいと思う。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

by ayanokouji3 | 2009-08-29 21:26 | Comments(0)  

<< 総選挙の結果について-1 総選挙の行方について-6 >>