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総選挙の行方について-3

衆院選の投票まで遂に一週間を切った。マスコミは民主党勝利による政権交代を既定路線として取り扱っている。そうなるのかも知れない。いや、ひょっとしたら、そうならないのかも知れない。選挙にしろ、勝負にしろ、最後の最後までどうなるのかは分からない。勝利目前と言う所で負けた例に枚挙の暇(いとま)は無い。だからこそ、諸氏に於かれては、マスコミがどう騒ぎ扇動しよう共、それに惑わされる事無く、「雰囲気」や「流れ」で、何となく●●党の▲▲さんに投票・・・等と言う事だけはしないで欲しい。ましてや、棄権等以ての外(ほか)である。

斯(か)く言う私は、本日、期日前投票を済ませた。選挙区・比例代表共に「自民党」に投票した。だからと言って、私は自民党員でも無ければ、ましてや、支持者ですら無い。とは言え、輿石東(私の暮らす山梨選出の、「山教組」=日教組出身の大物)をはじめとする旧社会党系左派の跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)する民主党への政権委任など、私の選択肢としてはあり得ない。現時点で自民党を選ぶ事がベストだとは思えないが、民主党に政権を渡さない為にはベターな選択だろう共思う。

4年前、「自民党をぶっ壊す」と言って多くの刺客を放ち圧勝した小泉自民党。その小泉元総理自身は出馬せず、自らが「ぶっ壊す」と言い放った自民党から子息を後継として出馬させた。結局、「壊すだけ壊した」のが小泉元総理であり、「改革」、「改革」と叫んでいた当の本人が議席の一族世襲に拘(こだわ)った所が何とも笑えるが、話は笑って済ませられる程(ほど)、生易(なまやさ)しいものでも無い。優勢な参院に加え、衆院まで民主党が押さえたら、左派左翼の跋扈を押さえる術(すべ)は最早(もはや)無くなる。本当に、それで良いのだろうか?

選挙の本当の結果は投開票してみなければ分からない。だからこそ、マスコミが放つ投票前情報に惑わされてはならない。誰に一票を投じたら、この国の為になるのかを自分自身の頭で考えなくてはならない。期日前・不在者投票を事前に済ませる人はきちと済ませ、そうで無い人も、8月30日には必ず投票へ行く様お願いしたい。

当落の事前予想をマスコミがするのは勝手だが、実際に一票を投じるのは自分自身である。その事を諸氏に於かれては、強く自覚して頂きたいと思う。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

by ayanokouji3 | 2009-08-24 21:30 | Comments(0)  

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