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「松本清張の「遺言」」について

「松本清張の「遺言」-『神々の乱心』を読み解く」(原武史著)という文春新書の新刊を読んだ。

天皇制は血統主義故に万世一系たり得、また、三種の神器あるが故(ゆえ)に正統性が担保され得る。

ただ、宮中内部のことを揣摩臆測してみても、当然限界があり、小説としては成り立っても実際は如何(どう)であったのかは疑問が残る。

ましてや、今日的問題に就ては、国民としては静かに「敬して遠ざかる」ことが賢明だと感じている。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2009-06-20 00:58 | Comments(0)  

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