日本経済の行方について
1997年秋の日本の金融危機の際には、「桜の咲く頃には景気は好転するだろう」と尾身経済企画庁長官が発言したように記憶している。
今回の米国発の経済危機の場合は日本が震源地ではないだけに、桜が満開の此(この)時節には、景気の良し悪(あ)しは棚上げにしたい気分となっている。
15兆円の政府による対策は全国民が均霑(きんてん)に与(あずか)るとは限らないが、ないよりましであろうし、また、財政健全化が何時(いつ)ものこと乍(なが)ら先送りになるのは、国の経済への関与の度合が一層深くなっている現代においては、致し方ないということと理解したい。
実感としてはそれ程(ほど)悪化していないと思われる日本経済の行く末や如何(いか)に、また、目下(もっか)、中国市場に頼らざるを得ない台湾企業の奮闘努力の結末は如何に。孰(いず)れも気になるところである。
今回の米国発の経済危機の場合は日本が震源地ではないだけに、桜が満開の此(この)時節には、景気の良し悪(あ)しは棚上げにしたい気分となっている。
15兆円の政府による対策は全国民が均霑(きんてん)に与(あずか)るとは限らないが、ないよりましであろうし、また、財政健全化が何時(いつ)ものこと乍(なが)ら先送りになるのは、国の経済への関与の度合が一層深くなっている現代においては、致し方ないということと理解したい。
実感としてはそれ程(ほど)悪化していないと思われる日本経済の行く末や如何(いか)に、また、目下(もっか)、中国市場に頼らざるを得ない台湾企業の奮闘努力の結末は如何に。孰(いず)れも気になるところである。
古川 宏 FURUKAWA Hiroshi
by ayanokouji3 | 2009-04-09 20:15 | Comments(0)