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日台ワーキングホリデー制度相互実施について

2007年9月の自動車運転免許の相互承認に続き、ワーキングホリデー制度について今夏の相互実施が実現する。
日台、ワーキングホリデーで合意 6月から

【台北3日共同】日本と台湾は3日、互いの青少年に働きながら最長1年の滞在を認める「ワーキングホリデー制度」を6月1日から実施することで合意した。日台関係者は「次世代を担う若者の相互理解に有益」と期待を寄せている。
 台湾には日本の漫画やドラマ、ファッションを好む哈日族(ハーリーズー)と呼ばれる若者が多く、中学、高校や大学などでの日本語学習者は20万人以上に上る。このため日本とのワーキングホリデー解禁を求める声が強く、今年を「台日関係促進年」と位置付ける馬英九政権も早期実現に力を入れていた。
 日本の対台湾窓口機関、交流協会と、台湾の代表部に当たる台北駐日経済文化代表処が3日、東京都内で実施をめぐる文書を交わした。年間2000人を相互に受け入れる内容。
 日台間では2005年から観光査証(ビザ)を免除し、年間計約250万人が往来。運転免許証の相互承認も実施している。

2009/04/03 17:52 【共同通信】


今更言う迄も無い事だが、日本と台湾(中華民国)との間に外交関係は無い。然(しか)し、日本は台湾の臨時首都・台北(憲法上は南京を首都と定めており、台北はあくまでも臨時の首都である)に交流協会台北事務所を、一方の台湾も東京に台北駐日経済文化代表処の名で事実上の大使館を開設し、経済・文化面での交流は堅調だ。

国民党・馬英九政権の成立により、台湾の外交軸足が親中(親支那)に傾き続けていた事を考えると、些(いささ)かなり共、日本側に揺り戻しがあった事は先(ま)ずは重畳(ちょうじょう)。これを機に日台両国の関係が深まる事を願うばかりだ。
竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

by ayanokouji3 | 2009-04-06 22:07 | Comments(0)  

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