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台湾関係の話題について

日本を代表する企業であるトヨタはもとより、日航・シャープ・大手銀行の減益赤字のことが発表されている中、DRAMのエルピーダメモリでは、経営危機に伴い日台連合の構想があるという。

先頃、中国政府が台湾企業の救済に乗り出すという報道もあり、国家の垣根を越えた経済上の措置・対策が多くなって来ている。

ところで、産経新聞記事によれば、台湾の故宮博物院の院長(閣僚級)が訪中予定というが、台湾の所蔵品は差し押さえの可能性もあり、北京には貸し出さないという箇所を見て、苦笑してしまった。

パンダのような友好のシンボルの贈与や経済上の交流は進行しつつも、歴史的な経緯・価値のある所蔵品を自由に貸借出来るような関係にならねば、中台間の真の相互理解・和解は難しいものと感じたことである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2009-02-07 21:07 | Comments(0)  

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