旧正月について-1
来る1月26日から旧正月が始まるが、台湾人のこの季節に対する思いは、現代日本人のお盆に対する思いに比べて強いと感ずる。
嘗(かつ)てインドネシアでラマダンというイスラム正月を過したことのある小生が、インドネシア人が如何(いか)にラマダンに特別な思いを抱いているかを知り、当時インドネシアにいた台湾人の旧正月に対する思いと同様の感じを受けた。
日本人の中でも都市部の人間には季節感がなくなり、また神仏への信仰心も稀薄となりつつあるが、これは個々人の心構えにより、また家風にもよることだろう。
台湾人、東南アジアの華僑等、華人の出自を有つ者に概して親孝行の人々が多いと考えるのは、或(ある)いは先入観があるのかも知れないが、父祖の事蹟をたずね、古き良き伝統を守って行くに越したことはないのである。
嘗(かつ)てインドネシアでラマダンというイスラム正月を過したことのある小生が、インドネシア人が如何(いか)にラマダンに特別な思いを抱いているかを知り、当時インドネシアにいた台湾人の旧正月に対する思いと同様の感じを受けた。
日本人の中でも都市部の人間には季節感がなくなり、また神仏への信仰心も稀薄となりつつあるが、これは個々人の心構えにより、また家風にもよることだろう。
台湾人、東南アジアの華僑等、華人の出自を有つ者に概して親孝行の人々が多いと考えるのは、或(ある)いは先入観があるのかも知れないが、父祖の事蹟をたずね、古き良き伝統を守って行くに越したことはないのである。
古川 宏 FURUKAWA Hiroshi
by ayanokouji3 | 2009-01-23 20:57 | Comments(0)