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政治の混迷について-2

ある組織の運営を考えてみたとき、組織自体の引き締めや不祥事の防止を行うこと、また、その具体的要領についての構想は比較的容易である。

併(しか)し乍(なが)ら、その組織が危機に瀕している際の挽回策を立てたり、将来に向け隆昌をもたらすための設計を行うことが非常に困難であるのは、国の場合も変わりはない。

如何(どう)しても立ち行かぬことになった場合には、組織・体制を根本改革せねばならぬが、日本の政治のみならず、何処(どこ)もそこ迄に至るのは極めて稀(まれ)である。

今、日本は先行き不透明な閉塞感、台湾は中国の管理下に置かれるという不安感も一部には漂っているだろうが、急激な変化がない分、まだ余裕が残っているということなのであろう。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2009-01-14 20:38 | Comments(0)  

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