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今年を振返って-4

かく看来れば、個人も国も経済的・精神的自立を図ることが、経済社会や国際政治の荒波に飲み込まれないための方策である。

誰かが、隣国・友好国が何とかして呉(く)れるだろうと言ったようなレベルでは、公的扶助を受けざるを得ない境遇に陥った「福祉貴族」と同じである。

覚醒と悟得は時期を同じくして来ることも、異なる時期となることもある。

台湾も日本も政府・国民の各レベルにおいて現実的観点と合理的精神の下(もと)に日々これ努めれば、大いなる災難を避けることは出来るであろう。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

by ayanokouji3 | 2008-12-31 17:08 | Comments(0)  

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