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空幕長更迭について-3

田母神前空幕長の論文問題がまだまだ尾を引いているが、私は田母神氏を叩いているマスコミに一つ糺(ただ)したい点がある。それは、政府統一見解、所謂(いわゆる)「村山談話」を逸脱している故(ゆえ)に「けしからん」と言う論調についてだ。

この論調は、田母神氏が「村山談話」に反して、日本の侵略その他諸々を否定した、その事がけしからんと言っている訳だが、それでは、今後、「村山談話」に異を唱える総理が就任し、「村山談話」とは180度反対の新たな政府見解を発表したとしたら、マスコミは一体どの様な論調を取るのだろうか?

新たな政府見解が発表された時点で、「村山談話」の効力は失われる。その時、マスコミは新たな政府見解に同調するのか? それ共、効力を失った「村山談話」を引き合いに出して、新たな政府見解に異を唱えるのか? もしも、マスコミが「村山談話」を持ち出して異を唱える事あらば、その時こそ、マスコミの本性が明らかになるだろう。詰まり、田母神氏の論文が政府統一見解たる「村山談話」を逸脱したから、けしからん訳では無い。正しかろうが、間違っていようが、そんな事はどうでも良い。兎(と)に角(かく)、誰が何と言おうが、自分達(左翼マスコミ)が支持している「村山談話」を否定した事が、けしからんのだと言う事を。

マスコミは公正な報道を云々と言われているが、果たしてそれは本当なのだろうか? 実際には、偏向報道と世論誘導、大衆扇動の宣伝装置として機能している事の方が大きいのではなかろうか? その様な疑いの目で我々はマスコミを精査しなくてはならないと思う。

何事も「盲信」してはならない。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

by ayanokouji3 | 2008-11-12 22:59 | Comments(0)  

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