首相所信表明演説について

 臨時国会冒頭の首相所信表明演説の全文を新聞で読んだ。

 高い支持率のもと、任期延長を前提とした網羅的な内容であるが、憲法改正への取組を明言しなかったのは、時期尚早と考えたからであろう。

 経済の運営は最も難しい課題である。国が介入して漸(ようや)く横ばいの状態である。自律的成長は期待出来ない。ただ、壮大なビジョンを提示し続けることは大事なことである。

 「地球儀を俯瞰する外交」の末尾で、海上保安庁・警察・自衛隊の「諸君」に敬意を表するとしたのは当然である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2016-09-28 10:54 | Trackback | Comments(0)  

台湾観光業者のデモについて

 台湾観光業者による1万人規模のデモが予定通り、昨12日に台北で実施されたことをテレビ・新聞で知った。

 「背に腹はかえられぬ」、中台関係の正常化よりも停滞を心配する業者の立場は理解出来るものの、台湾の人々が独立志向の現政権を誕生させたのは間違いなかったと考える。

 他方、台湾は大陸の影響をまともに受け過ぎるような体制を見直し、住民自体がそのことに理解を示すようにならねば、経済問題は逆風が吹いた時には何時(いつ)も俎上(そじょう)にのぼることとなる。

 理想論は理想論として、雇用増による経済の安定、そして小成に安んじ、国家社会に対し不満のない住民の育成に取組む必要がある。

 これは日本国においても同じことである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2016-09-13 19:22 | Trackback | Comments(0)  

最近感じたこと

  1. 戦後の原点ー帝国の解体
     昨28日の朝日新聞朝刊で、5月から毎月続いている「戦後の原点」シリーズとして「植民地支配の記憶の中で」という見開きの記事があった。日本帝国の残虐行為を糾弾する目的の記事は、次
     (1)戦後71年、植民地支配下にあった人々の心の傷は深く癒えない。
     (2)残虐行為を知らない日本人が多くなっているのは困ったもの。
     (3)過去の罪は永遠に消えるものではなく、子々孫々語り継ぐべき。
     といった論調を主としている。上記記事に、韓国、中国、南洋群島、旧満州があったものの、台湾という独立した項目が抜けていた。反日的怨嗟の材料が比較的少ないと思われる台湾であれば、詳細記事にすることは出来ないのだろうか。朝日の編集方針を知りたい。


  2. 長期介護
     高齢者問題は万国共通である。一定の人生経験を積み、見識を備えた高齢者の多くは生死混在の存在で、幸いにして加齢を克服した人は、壮年並の活躍が可能であるが、病弱・障害といった負の面のみ見れば、実質的に既に彼岸に達している人もいる。高齢者問題の深刻さとは、社会的活躍も彼岸への到達も出来ないという中途半端な状態に置かれ、命を持て余していることにある。志のある高齢者が、長期介護を受ける前の元気なうちに、家族に対し、老衰で自然死を迎えるか否かといった明確な意志表示をしておくのは当然である。
     家族の愛情を受けた心温まる介護であれば、それに越したことはない。

  3. やさしい日本語
     今月発行の岩波新書の中に「やさしい日本語」があり、早速一読した。主に、外国人に対する日本語のあり方について論じたもので、高齢者や障害者にも適用可能である。小生がこれ迄、基礎学力が小学2年生程度の高齢者向けに試行錯誤して、振仮名を付したり、平仮名のみとした文章を草して来たことは、間違っていなかったと確信した次第。
 
古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2016-08-29 21:06 | Trackback | Comments(0)  

台湾の高齢者問題について

 最近は台湾にも流行(はや)りの言葉、「下流老人」があります。老後貧乏から下流老人に転落への道筋は「生活保護基準相当で暮らす高齢者およびその恐れがある高齢者」と定義されています。それでは、老後貧乏から下流老人に転落する分かれ目はどこにあるのでしょうか。

 普段は住宅を購入しても、貯金ができて、生涯、住宅ローン以外のお金を借りなくても生活できるのが台湾の一般の老人の状況なのですが、不幸の直接的な原因は金欠です。それに至る迄には息子に金を渡すといったことがあり、老後破産~長寿という悪夢に陥(おちい)るという訳です。

 収入が著しく少「ない」、十分な貯蓄が「ない」、頼れる人間がい「ない」(社会的孤立)というように、この3つが「ない」状態だと、ちょっとしたきっかけで貧困に転じる可能性は高い。年金が少ないと、蓄えを取り崩しながらの生活をしなくてはならないため、あっという間にお金が減っていく。また、健康状態が悪化すると、負のスパイラルから抜け出せなくなります。

 残る人生を今の住処(すみか)で終えられるように不動産上の手続を予め整える方向で取進める方法があります。台湾の場合、今の住処で銀行に借金すると、即金だから借入が簡単!最短60分で審査し、当日すぐに借りれる。銀行カードローンではなく、金利が低いため、20~30年の長期借入で、現状維持を続けるのみで生活改善に良いと思われます。

李 叔徳

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# by ayanokouji3 | 2016-08-28 20:15 | Trackback | Comments(0)  

戦後71年の所感

 今年も今日この日を迎えた。8月15日、終戦の日である。

 毎年この日を前後して、左右両翼両陣営が論争を戦わせる訳で、現在の左翼に毒されたテレビや新聞等の既存マスメディアは、ここぞとばかりに「戦争と平和」をテーマに特集を組み、作為的に大衆に「如何に先の大戦で日本が道を誤ったか?」、「二度と日本は戦争をしてはいけない!」と言った事を刷り込もうとする。

 私も戦争が好きか嫌いか? 良いか悪いか? と聞かれれば、「嫌い」と言うし、「悪い」と答えるだろう。然し、それは、理由も無く、若しくは、私利私欲に駈られて「日本が仕掛ける戦争」に限っての話である。

 昨今、日本を取り巻く状況を鑑みると、正に「大戦前夜」の様相を呈している。それは、何も安倍政権が左翼言う所の「戦争法」を成立させ、戦争の道を邁進していると言う意味では無い。寧ろ、安倍政権は必死になって、如何に日本が戦争に巻き込まれずに済むか?を模索している。私が言いたいのは、戦後70年を経て、日本が大戦への道を歩んではいるが、先の大戦と異なり、攻守が入れ替わっていると言う事である。

 戦争は「独り芝居」では無い。喧嘩と同様、相手有っての事である。そして、今、日本が置かれている状況は、正に経済力をつけ、軍事力を増強している隣の大国「中国」(支那)の脅威に晒されているのである。南支那海を見れば良い。尖閣近海を見れば良い。「中国」は、力にものを言わせて、南支那海を我がものにせんと欲し、尖閣どころか沖縄、ひいては、日本国を手中に収めんと欲している。然し、当の多くの日本人は、その事に気が付いてはおらず、又、薄々感づいてはいるものの、鈍感になってしまっている。正に、鎌倉時代、日蓮が蒙古の脅威に対し警鐘を鳴らしたが如き国難が、ひしひしと近づいているのである。

 先の大戦、欧州では、ナチス第三帝国に国土を蹂躙されたフランス、首都ロンドンをミサイル攻撃された英国共に、開戦一年前迄は極めて平和で、まさか一年後に未曾有の大戦が再び起きよう等とは露共思ってはいなかった。しかし、実際に大戦は勃発したのである。

 話は戻って、我が日本である。今から一年後、尖閣侵略をきっかけに、日中戦争が再び起きても何ら不思議では無い状況にあると思っている。いや、既に戦争は始まっていると言っても過言では無い。戦争は、軍事力を使う「軍事戦」だけでは無い。経済戦、外交戦、情報戦と、ありとあらゆる方面で戦いは既に始まっており、その総仕上げとして、最後の「軍事戦」が控えているのみである。

 南支那海の一件は、日本から見て遠い世界の話では無い。中東から日本に運ばれる海運物資の輸送ルートは南支那海を経由しており、この海域を「中国」に支配される事は、日本の死活問題に直結するのである。そして、南支那海と沖縄・日本本土の中間に位置する尖閣も又、「中国」が空海軍迄繰り出して、虎視眈々と狙っている。これだけを取っても、正に日本は「開戦前夜」に置かれているのである。

 繰り返すが、私とて戦争はしたく無いし、嫌いだ。然し、相手がやる気満々で日本に戦いを挑んで来ようとしている以上、日本は好むと好まざるとに関わらず、受けて立たねばならない。そして、その時、あらゆる制約を排し、日本が全力で「中国」に仕掛けられるであろう戦争に相対し、勝利する為の陸海空自衛隊であり、安保法制なのである。その観点からも、現時点で日本は安倍政権の下、一致結束して国難に当たる覚悟を決めなければならない。戦争に対し、好き嫌いを言っていられる状況は、既に過去の話なのである。

 取り留めも無い事を、つらつらと書いたが、最後に諸兄諸氏に改めて強く言いたい。

 「日本は開戦前夜であり、攻められる側なのだ!」

と言う事を。

平成二十八年八月十五日

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

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# by ayanokouji3 | 2016-08-15 18:44 | Trackback | Comments(0)  

古川氏の「戦後71年の所感」に寄せる

 もし、皇太子殿下の御訪台が実現するとなれば、日本国内では右翼だけでなく、政治家や言論人の間からも反対論が巻き起こるかも知れない。靖国・尖閣問題に加え、南支那海問題等で、不測の事態が起こる事も充分予想されるからである。

 話は大正時代に遡(さかのぼ)るが、天皇の御不例で元老達の危機感は深刻だった。そこで考え出されたのが、史上初の皇太子外遊である。外遊によって各国王室と交流し、また著名な政治家や軍人達との会話を経験することとなる。ちょうど大戦後の欧州では戦勝国、敗戦国の消長やデモクラシー思想の拡大などを目の当たりにできるまたとない機会であった。

 皇太子をいきなり国際政治の檜(ひのき)舞台に登場させて、実践教育させようとは、さすがに白刃(しらは)のもとをかいくぐって明治維新をなしとげた元老達の大胆さであった。薩長両藩の指導者こそ、徳川治世の封建制を打ち破って未曾有の大変革を指揮し、近代国民国家に変容させるのに最大の貢献をした、新生日本建国の父とする歴史観を「薩長中心史観」、略して「薩長史観」と言い。薩摩藩出身の西郷隆盛と大久保利通、長州藩出身の木戸孝允の三人を称して「維新三傑」と呼ぶ。その長州藩出身の後継者が主として台湾の現代化のために啓蒙活動を行い、台湾文明の発展に貢献した。

 台湾における戦後清算とは、台湾の80代、90代老人が【箱入り】(大切にしまっておくこと。また、過去の思いを大切にしているもの)として来た大事な思い出を死ぬ前に何とか意味のあるものとすることに尽きる。国民党の不当な財産を没収することとは全然違うのである。李登輝元総統は言っている、台湾との併合により日本は世界一の大国になると。

李 叔徳

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# by ayanokouji3 | 2016-08-14 21:23 | Trackback | Comments(0)  

戦後71年の所感

(次は台北在住李叔徳氏へ送信したメールである)

 台湾で、国民党の不当な財産を没収する目的の条例が発効したとのことを知りました。戦後清算の決着を図るための熱意ある努力が実を結びつつあるのは結構なことです。

 日本では、戦後70年談話が静かな話題となった昨年同様、今年も相変わらず、慰安婦・靖国・尖閣問題に加え、南支那海問題等で中国や韓国との間に小競(こぜ)り合いが続いてはいるものの、日本国内のマスコミのヒステリー的対応が過去のものとなり、以前と比べると刺戟(しげき)が少なくなってしまった感があります。

 年々強固となって来ている日台間の友好関係が更に発展し、台湾の人々の親日的態度に報いるような日本人の台湾に対する理解の増進、それに応じた日本政府の対応を望みたいと思います。

 8月8日、皇室における戦後清算に向けた、有難(ありがた)い大御心(おおみこころ)の表われである、天皇陛下の譲位宣言の御事がありました。その準備段階として、早期に皇太子殿下の御訪台を実現させることが日本政府として取組むべき課題の一つであると信じます。そのことが台湾における戦後清算を促進するものとなるからです。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2016-08-13 20:57 | Trackback | Comments(0)  

「生為台湾人的悲哀」について

(次は台北在住李叔徳氏へ送信したメールの一部である)

 「生為台湾人的悲哀」について、所感を述べます。

 小生の半生において、20歳頃から通算すると、学校・出張・旅行等で、非常に多くの台湾人と接触・懇談しました。そうした中、漢族・客家(はっか)・山地人を問わず、共通するのは「生為台湾人的悲哀」でした。

 勿論、「生為○○人的悲哀」として○○に世界各国の名を入れても特におかしいことはないのですが、台湾と入れるのが最も「合適」のような感じがします。尤も、そのことは飽(あ)く迄(まで)も、他国人から見た感じであって、台湾人の多くがそう感じているとは限りません。

 さりながら、台湾人が何故(なにゆえ)「生為台湾人的悲哀」といったものを、何時(いつ)までも味わわなければならないように見えるのか。それは台湾の歴史がそうさせているというよりも、実は台湾人自身が窃(ひそ)かにそれを望んでいるからではないでしょうか。

 人間には、得(え)てして宙ぶらりんの状態を好む傾向があります。台湾人は南方人らしく、楽観的、「大方」に見える一方、大陸人と比較すれば非常に繊細なところがあります。その絶妙なバランスが日本人と馬が合う理由ではないかと小生は考えます。

 日本は独立国とは言い乍(なが)ら、大東亜戦争によるトラウマからいまだに免(まぬか)れておらず、精神的には宙ぶらりん、その良い証拠が、70年もの長きに亙(わた)って、不磨の大典「日本国憲法」を後生(ごしょう)大事に護持して来たことです。

 米国への違和感・反感・同調・追従といったことは、疾(と)うの昔に「卒業」した筈(はず)ですが、何か知らん、民族的な潜在意識が垣間見えることが往々にしてあります。その意味において、日台は相共通するものを持っています(台湾の場合、日本・蒋介石・米国・大陸に対する複雑な感情)。

 台湾が今更(いまさら)中国に吸収されること(中華人民共和国、台湾特別行政区)はない方が良いのは勿論のことです。もし、歴史的背景の異なる香港やマカオ同様、一国両制のシステムに組み込まれるようなことがあれば、本当に台湾の終わりです。

 民進党が政権を握っている間に、その辺りのことは十分に警戒しておき、国民党との間に諍(あらそ)いを起しても、「兄弟鬩於牆、外御其悔(侮)」を肝に銘じて台湾内の一致団結を固めておいた方が将来のためだと思います。

 最後に「悲哀」のことに戻りますが、台湾人に限らず、人間には「開玩笑」と「幽黙」が必要です。それらさえあれば、暗い話ばかりで台湾全体に貧乏神が憑依して、台湾が中国に売り渡される企ては失敗に終わります

 台湾の政治家には大いに期待したいところです。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2016-07-27 17:59 | Trackback | Comments(0)  

南支那海に関する国際司法判断について

 南支那海における仲裁裁判所の判断は、予想通り中国の権益を認めないという結論となった。

 これに関連して、台湾が実効支配する「太平島」を含む南沙諸島の海上物が全て「岩礁」と判断され、台湾側は反論したという。

 中国側が日米を非難する一方、フィリピン側が如何なる折り合いをつけて行くのか、注目される。

 先行き、東支那海情勢に関わることだけに、日本政府には精一杯頑張ってほしい。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2016-07-13 21:25 | Trackback | Comments(0)  

中国対米日台関係について

 嘗(かつ)て北朝鮮問題解決のため、六ヶ国協議が頻繁に行われていたが、現状維持・固定の効用以外には、時間稼ぎの何物でもなかった。目下、中国は実績作りに邁進しており、如何(いか)なる国の要望・期待も受け入れず、他国は振り回されるだけとなっている。

 交渉を続ければ続ける程、関係当事国の数が増えれば増える程、物事は前に進まず、また、米・中といった大国を外しての合意は殆ど無意味で、実効性がない。偶発的な事故・事変が起き、つばぜり合いが始まった後、時間を掛けて局面を確定してから交渉に入るというのが現実的であるように思われる。

 その時に、日・中・米の領袖の実力が発揮され、新たな枠組に基づく地域の構図が出来上がって来るのだろうが、大地震と同じく、準備をしていても、simulation といった仮想のものでは全く対応し切れないものがあることだろう。

 日本が米国の下請から脱して元請となり、独自の対応を行うのは無理で、「日本が台湾を中国に売り渡す」ことはないものの、嘗ての中国の国連加盟とは別の巧妙な形で「米国が台湾を中国に売り渡す」ことの可能性を完全に否定することは出来ない。今は大きな流れの只中にあるような気がする。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2016-06-27 21:02 | Trackback | Comments(0)  

東山彰良『流』について

 昨年、第153回直木賞を受賞した、台湾の血の気の多い人々による一大活劇たる、東山彰良著『流』を読んだ。

 昔の台湾への郷愁を味わうより先に、何しろテンポが速く、あっという間に幕切れとなる感じを受ける小説であった。

 外省人の抱えた複雑な経歴とその子や孫の思いが綴られており、そうした気質には日本人の目から見れば不可解に映る面もある。

 主人公の歳は小生より少し下の設定となっているので親近感を抱いた。尚、313頁に「法輪大法好」の言葉が挿入されていたのが印象に残った。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2016-06-13 22:31 | Trackback | Comments(0)  

中国の動きについて

 台湾の独立を志向する民進党党首の総統就任が、これ迄ずっと反日で洗脳されて来た一般の在日中国人に動揺を与えているのは確かである。

 世界は中国のために存在している観のある中、ここに来て、中国全体を覆っていた雲・霧が次第に霽(は)れつつあるように見えるものの、果してこれが共産党の内部闘争の始まりの終わりなのか、終わりの始まりなのか、将又(はたまた)、意味のない一局面なのか、誰にも判らない。

 一般の在日中国人の中には、出身地の共産党幹部で面識のある人達が最近相次いで自殺をしたということを受け、大陸の親戚・知人に洗脳から目覚めさせるための働き掛けを始めた人もいるらしい。洗脳の状態から脱して、これ迄の思考回路が否定されるのは、人によっては危険な精神状態をもたらすものと思われる。

 毎週発行の『大紀元時報』掲載の記事と日本の一般紙の日々の中国関係記事を読み比べつつ、知り合いの中国人に現在の心境をたずねつつ、刻々と変化している中国の動きをば遠巻きに見ること程興味深いものはない。日本人として生甲斐を感ずる今日此頃(このごろ)である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2016-05-27 18:23 | Trackback | Comments(0)  

マスコミの論調について

 昨年6月に「新聞の論調について」記したことがあった。一昨年夏に慰安婦誤報問題が再燃してからというもの、朝日新聞の論調に変化があった。

 多年の朝日愛読者である60代の男性にたずねたところ、読むに値する記事が益々少なくなって来ているとのことである。

 尖った、扇情的な内容を読者に提供しているのは、最早(もはや)東京新聞くらいであろうか。

 テレビのニュースや報道番組も大人しくなったように感ずる。政府のマスコミ対策は効を奏していると言える。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2016-05-13 20:43 | Trackback | Comments(0)  

「神韻」について

 4月24日夜に初台の新国立劇場で「神韻晩會2016」があった。

 出演者の表情と演技に余裕が感じられたのは、この一年における中国情勢の変化によるものであろう。

 昨年に比べ、かなりの数の中国人が来ていたのが印象的で、家族で見に来たという男性とも話し、得るところがあった。

 仏・道・キリスト教に基づくメッセージは良く表現されていた。来年の公演も楽しみである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2016-04-28 19:08 | Trackback | Comments(0)  

若い世代の活躍について

 政治の世界は兎も角、経済・国際分野での若者の活躍が目立つようになった。

 特に、海外に出て知識を吸収することについては若者の方が長(た)けており、今の高齢者には望むべくもない。

 若者の恐れを知らない、斬新な発想が一番良いとは限らないが、さりとて過去の体験に捉われ、こじんまりとした、その場凌ぎの小手先の策では、何事につけ効果的ではない。

 細かいことばかりを気にし過ぎて、沈殿物が溶解しないような社会の態様が確かにある一方、若者による、新しい日本誕生へ向けての胎動を感ずる今日此頃(このごろ)である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2016-04-13 19:26 | Trackback | Comments(0)  

日本「民進党」発足について

 脱自民党一強体制の期待から日本「民進党」が静かに発足した。

 台湾「民進党」は8年間の雌伏後、政権を奪還した。日本の野党第一党が党名を同じものとしたのは故意ではなく偶然に違いない。

 日本では政権の長期安定化は当然のことである。米国で共和・民主の二大政党が政権交代をしているのは、余りに価値観が多様化した社会ならではのことであり、日本には馴染まない。

 日本「民進党」の綱領の要旨を読むに、良いことが書いてあるが、政治は所詮結果オーライの世界である。同党が分裂を繰返さぬことを期待するのみ。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2016-03-28 13:39 | Trackback | Comments(0)  

米国大統領予備選について

 目下、アジアやヨーロッパの諸問題よりも注目すべきものは米国大統領の予備選挙である。

 リベラルでクリントン支持の雑誌TIMEやCNNニュース番組を通して見る選挙の様子は、どの候補でも大統領になる前に力尽きてしまうのではないかと思われる程の熱戦ぶりである。

 これが真の民主政治というものであれば、民主政治制度はやめた方が良い。

 各人の出自を問題とせざるを得ないところに米国民主主義の限界がある一方、正と邪、覚醒と熱狂、真摯と八百長が一所に混在して渦を巻いているが如きダイナミックな側面が感じられる。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2016-03-13 12:30 | Trackback | Comments(0)  

台湾の「防災型都市改正」について

 2月25日付『大紀元時報』日本語版に、元国民党立法委員の蔡正元氏が、地震の防災は日本に学ぶべきとし、民進党の3人の名を挙げ、防災の議題を妨害して来たことに責任を負うべきだと発言、これに対し、民進党の1人が蔡氏を批判したという記事が載っていた。

 台湾の「防災型都市改正」には、10分の9の住民の賛成が必要とのことであるが、日本のマンションでは耐震診断・耐震改修設計は住民の過半数で決められるものの、耐震改修工事は4分の3の住民の同意を要し、多額の費用がかかるため、実際に工事に至るケースは今のところ極めて少ない。建替の件数に至っては微々たるものである。

 耐震改修工事を経た建物でも想定を超えた巨大地震で如何(いか)なる被害に遭うのかは判らないが、工事により安心感は増すし、先般台湾で起きたような倒壊が一挙に起きるようなことはないであろう。行政としての最大関心事は倒壊建物による幹線道路の途絶である。

 日本における耐震対策は行政が本腰を入れ始めたので、各地区の住民の意識の高まりにより漸次普及して行くものと思われる。台湾の「防災型都市改正」の動向を見守りたい。尚、耐震偽装、施工中の鉄筋切断による傾斜マンション問題は犯罪であり、防災上の耐震対策不備とは無関係であることは論ずる迄もない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2016-02-28 13:36 | Trackback | Comments(0)  

高校生の投稿について

 某新聞の読者欄の中に、健康的な食生活のためには、江戸時代のバランスのよくとれた食文化を取り入れるのが良いとする高校生の投稿があった。

 「海外から食品を取って太ったのなら、それ以前、海外との貿易が盛んになる明治よりも前の時代の食事であればいいのではないだろうか」というものだが、一笑に付すことの出来ない、ブラックユーモアの趣がある。

 栄養過多の方が栄養失調より優れていることを教えられていないことに驚く前に、貧困の歴史を身近に感じない世代なのであろう。

 これと同じく、歴史認識についても現在の人権・生活レベルを以て過去を裁こうとして様々な軋轢(あつれき)を生じて来た。為政者も国民も共に十分に心すべきことである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2016-02-13 20:05 | Trackback | Comments(0)  

行政の対応について

 米国雑誌『TIME』の最新号には、かつて自動車生産の基地として栄えた、今は衰微の一途を辿(たど)っている市で、財政逼迫(ひっぱく)により塩素処理が不十分な水を使用したため、腐食した鉛管から流れ出た鉛中毒が発生し、非常事態となっているという記事が掲載されている。

 最近、日本でも温暖な地域での予期せぬ降雪で断水を余儀なくされている地域があるという。水道は生活に直結しているため、問題は大きくなる。

 事故は思いもかけぬところから生ずるのが常であるが、そのためだけに巨額の費用を要するのは割に合わないとして見送られるケースも多い。治水・橋梁等の大型事業もそうであろう。

 一旦事が起きた場合に如何に対処するかは、地方公共団体の首長の手腕によるほか、権利意識の高い住民が大声で主張出来るか否かに尽きるが、予想される被害の大きさと費用対効果により必ずしも問題の全面解決に至る訳ではない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2016-01-28 21:24 | Trackback | Comments(0)  

切なる願い~日台復交~

 安倍晋三総理に於かれては、蔡英文新総統との間に、馬英九総統執政下に滞っていた日台関係の強化を、是非共図って頂きたい。願わくば、日台復交を!

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

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# by ayanokouji3 | 2016-01-17 14:50 | Trackback | Comments(0)  

祝 蔡英文民主進歩党主席当選

 台湾の新総統に、民主進歩党の蔡英文主席が当選し、合わせて行われた立法院議員選挙に於いても、民主進歩党が過半数を獲得した事に、親台派の一人として、心よりお祝い申し上げる。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

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# by ayanokouji3 | 2016-01-17 14:47 | Trackback | Comments(0)  

台湾総統選について

 台湾総統選の結果は予想通り、民進党蔡英文氏当選となったが、これ程の圧勝となるとは思わなかった。

 2008年2月、小生が竹下氏と台湾を訪れた時は選挙戦の最中であった。爾来8年、国際環境は大きく変容した。

 台湾では第二の香港となることを回避せんとする学生達の実力行使が目立ち、一定の影響力があった。

 日台関係が今後「日台一宇」を基軸として展開されることを期待してやまない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2016-01-17 14:39 | Trackback | Comments(0)  

日台新時代の夜明け前

 いよいよ明日、1月16日は、台湾の総統及び立法院議員選挙の投票日だ。

 先ず間違いなく、両者共に野党、民主進歩党が勝利し、中国国民党が下野、政権交代するであろう。

 願わくば、台湾社会の一新と日台両国の絆が深まらん事を。

竹下義朗 TAKESHITA Yoshiro

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# by ayanokouji3 | 2016-01-15 17:45 | Trackback | Comments(0)  

世界動乱について

 世界各地で動乱や事件が起きる度に思うことは、それらの要因が内蔵していた原因を除去したことによるもので、本来の姿に過ぎないということである。

 欧米がサダム・フセインやカダフィを打倒することがなければ、或(ある)いは今でも平静を保っていた地域はあったことであろうが、打倒出来たということはそれが可能となる限界点に達していたからであろう。

 欧米だけが悪い訳でもなく、地域と周辺の国々、更に利害関係を持つ国々の全てに連帯責任がある。

 世界平和を唱えることはそれはそれとして非常に意義があり、また、一定の効果を齎(もたら)すものである。併(しか)し、威圧・破壊・犠牲・再生の繰返しは避けられない。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2016-01-13 20:09 | Trackback | Comments(0)  

戦後70年の終わりに当たり

 戦後70年という年が終わりに近づきつつある。良きにつけ悪しきにつけ、総括が出来ない儘で終わるのは意味のあることである。

 『文学界』12月号に「自然の成り行き」というタイトルの1頁のみの随筆で、海軍がミッドウェーの敗北を秘匿した経緯について海軍側の大本営発表担当者たりし田代格大佐が「自然の成り行き」と表現したと書いてある。

 これを読んで、昭和59年に、小生が田代大佐の娘婿に当る人から随筆に記されている非売品の回想録を贈呈されていたことを思い出した。都内では政策研究大学院大学と水交会くらいにしか所蔵がないという。

 「自然の成り行き」、これ以外に表現のしようがあるのだろうか。如何にも日本らしい、また、率直な表現である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2015-12-27 21:46 | Trackback | Comments(0)  

『轉法輪』について

 李洪志著『轉法輪』については、来春の法輪功(註1)芸術公演たる「神韻」を鑑賞後、熟読しようと考えていたところ、去る10月に信者と会う機会があり、一読を勧められた。

 早速注文、読んだところ、理解困難な箇所(註2)もあるが、宗教書としてよりも講話集として惹かれるものがあり、日をおいて4回熟読した。

 中国大陸という特殊な風土にあってこそ語られる、道教と仏教が渾然一体となった様々な実体験談である。

 特に50代以上の男性にとって一読・再読の価値がある書であると思われる。同書を推薦した上記信者に深甚の謝意を表するものである。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi


(註1)1999年に出版された角間隆や莫邦富の法輪功に関する著書は参考となる。
(註2)荒唐無稽とも思える部分もあるが、比喩・置き換えと考え、れば、科学の観点から読む人のレベルに応じた理解可能となる。また、実生活に応用可能な便法が多々記されている。
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# by ayanokouji3 | 2015-12-12 21:47 | Trackback | Comments(0)  

米国雑誌『TIME』について

 小生が約6年定期購読している米国雑誌『TIME』はこれ迄読みづらく、そのリベラルさ故に辟易するような記事も多かったものの、衝撃的な写真誌としての価値は十分あった。

 先般、編集長が女性に交代したことにより、構成・観点が変わり、新しい記者も増え、内容がかなり充実して来たので、毎号楽しみにしている。

 例えば、人種差別に起因する黒人射殺事件や学生ローン破産の救済策に関し、掘り下げた分析を行っている記事には、米国の抱える社会問題が数字で説明されている。

 これ迄は分析が浅薄に感じられたアジア関係について、今後如何に改善されるのかを注視したい。『TIME』は60代以上の男性に薦めたい。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2015-11-27 21:56 | Trackback | Comments(0)  

『満州国演義』について-2

 7月に読後感を記した船戸与一著『満州国演義』、9冊目の「残夢の骸」を読了した。参考文献が450冊近くにも及ぶ、盛り沢山の小説で確かに読み応えがあった。

 会話の表現形式がワンパターンな割りには、飲食の内容は詳細で余計と感じた。それを除けば、実にスケールが大きく、テンポの早いスリリングな展開は米国テレビドラマ「24」を想起させた。

 小説の「通奏低音」たる、奉天特務機関の間垣徳三と敷島四兄弟の歪んだ血縁関係は、人間の異常な側面を示唆し、強烈な印象を与えるテーマの一つでもあった。

 欲を言えば、四兄弟の中で生き残った四郎が戦後所帯を持ち、その子孫が新たな人間ドラマをつむいでいるという構成とすれば一層良かったと思う。50代以上の男性に薦める好著である。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2015-11-13 19:35 | Trackback | Comments(0)  

大紀元時報の声明について

 10月22日に届いた大紀元時報(中国語版)には、2・3面見開きで、習近平氏を評価するという大々的な記事と編輯部の声明(10月12日付)があり、驚いた。翌23日にはニュアンスが異なる日本語版が届き、非常に感動、知り合いの中国人達に大紀元時報が今回鮮明にした立場
を周知するようにした。

 中共解体が中国が明るい未来に向かう道と主張して来た大紀元時報にとり、今回の声明が単なる観測気球の意味合いなのか、方針の大転換なのかは今のところ判らない。

 内外の賢明な中国人は中国の四分五裂を回避せんと必死に努めている筈で、また、中国でビジネスを展開している日本企業の幹部はもとより、中国を中心とする国際情勢に関心のある日本人も同意見だと思われる。

 大紀元時報中国語・日本語版を通じ、毎週、中国のホットな話題に触れることは実に得るところが大きい。法輪功の活動の一環である来春の神韻公演も今から楽しみにしている。

古川 宏 FURUKAWA Hiroshi

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# by ayanokouji3 | 2015-10-27 14:54 | Trackback | Comments(0)